こんにちは~
㈱ラビナスの嶋村です^^
ひとりごとです。
新型コロナウイルスでも、治療や重症化の目安を知るうえで
必須の機器となっているパルスオキシメーター。
採血せずに血液中の酸素濃度を測定する機器です。
洗濯ばさみのような形状で、指に挟むだけで、酸素濃度をはかることのできる装置で、
知っている方もいらっしゃると思います。
今この機器で、コロナウイルスの感染判断ができるというデマが広まっているのは困ったものですね^^:
私は、肺疾患で以前入院していたとき、毎日体温を測るのと、一緒に
脈拍、酸素飽和濃度をバイタルチェックで、看護師さんに測ってもらっていました~
ところで、
このパルスオキシメーターを発明した人は、日本人の方だと知っていましたか?
日本光電の「青柳 卓雄」さんという方です。
1974年、そして 世界最初の指先型のパルスオキシメーターを製品化したのが、
ミノルタカメラです(現コニカ ミノルタ)
ミノルタカメラといえば、大学のとき写真研究会に属していて、
最初に購入した一眼レフカメラが、「ミノルタXE」だったことを思い出しました。
余談ですが、、、シャッター音がとてもすばらしいカメラでした~なつかしい^^
この写真は、次に買ったXDです^^:
ミノルタが絶好調のときですね~パルスオキシメーターが発売したときと重なります。
パルスオキシメーターは、動脈血の赤色の度合いをみて、
酸素飽和濃度(酸素に結びついたヘモグロビンの比率)を診る機器です。
ヘモグロビンは、酸素と結びつくと鮮やかな赤色になるそうです。
パルスオキシメーターは、いまや病院にとってなくてなならないものになっています。
コロナウイルスの感染の有無の判断に使えるとの誤解で、家庭で買い求める方が多くなってるそうです。
そのため、真っ先に必要な方(慢性呼吸疾患の方など)に確保できなくなってしまうとか。
冒頭で伝えましたが、コロナウイルスで重症化の目安を判断する機器として、注目されていますが・・・
感染を判断するものではないのです!
この商品を発明した、青柳 卓雄さんは、先月の18日に、84歳でお亡くなりになりました。
医療現場で、救命率を高めた功績や手術中の酸欠死抑制の貢献に、
計り知れないものがありますね。
ご冥福をお祈りいたします。