こんにちは^^
㈱ラビナスの嶋村です。
今世界で、新型コロナウイルスという感染症が蔓延しています。
今日のニュースで、米国では24万人もの米国人が死亡する恐れもあると警告を鳴らしています。
世界で歯止めがきかないです。
人、動物には、感染症がありますが、
植物には無いのでしょうか?
植物にも、人、動物と同じように感染症(細菌・ウイルス・カビなどの真菌)があります。
自ら移動できない樹木は、感染源から動いて逃げることはできません。
自分自身を守るために、病原菌に感染しないように、傷口を殺菌したり、害虫などを寄せ付けないように、
毒性の「フィトンチッド」という揮発性物質を放出して、自分たちを守るシステムを創り出しました。
その、防御システムをいろいろ観察研究して、人間が医学に応用してきた歴史があります。
マラリアの治療薬ミニーネや、青カビから偶然にも発見されたペニシリンなど。。。
植物は、害虫や病原菌の感染から身を守るために、
さまざまな毒性の物質を大気中に放出しています。
これが、「フィトンチッド」です。
ところが、森の中に入って森林浴をすると、人間は心身ともにリフレッシュされます。
これは、どういうことなのでしょうか?
じつは、植物が放出する揮発性成分の「フィトンチッド」は、
人間にとっては、良い効果をもたらすのです。
「フィトンチッド」は、病原菌を寄せ付けません。
毒と薬は、紙一重です。
植物には、毒草もたくさんありますが、毒も少量ならば薬になります。
植物が、微生物や害虫を殺すためにたくわえた毒成分の多くが、
人間にとっては、薬草や漢方薬の薬効成分として利用されているのです。
森の中で植物が発散する「フィトンチッド」も薬になります。
●神経を麻痺させる毒は、その作用が弱いと適度にリラックスさせてくれます。
●神経を興奮させる毒は、その作用が弱いと適度に元気にさせてくれます。
フィトンチッドの弱い毒の刺激を感じた人間の体は、生命を守ろうと防御します。
そのため、免疫力が高まったり、生きるための機能が活性化するのです。
現在の森は、私たちの体に良い毒を発散しています。
植物の良い「毒」から、人間は逃れられないのです(つづく)
空気を汚すことはありません。
しかし、私たち人間たちは、有害な物質で大気を汚してしまっています。
子供たちの未来に残したいのは、森林のよう栄養のある空気です。
森に行かなくても、森の空気を・・・
人類の医学は、感染症との戦いで進歩、発展してきた歴史があります。
今後、医療ではガンで亡くなる人より、感染病で亡くなる人のほうが、多くなるといわれています。
そんな予想も現実味がありますね。