こんにちは^^
㈱ラビナスの嶋村です^^
今から、37年ぐらい前になりますが、当時私は、仕事で「薬局マツモトキヨシ」を営業で巡回していました。
一般化粧品やトイレタリー商品を卸す会社にいましたので。
その頃、ある店の店長から聞いた話を思い出しました。
今から86年も前になりますが、創業者の「松本 清」さんが松戸市小金に薬局を開きます。
開店まもない頃は、一般的な商品をひとつずつ並べるのが精一杯で、
在庫のない商品や2個3個頼まれると、自転車でどんなところにも行き、調達しました。
また、在庫がもてないため、買い物をしたお客様から空き箱を譲ってもらい、ガラスケースにずらりと景気よく
品揃え豊富に見せる工夫をしました。
(いまではドラッグストアの常識になってますね^^ガラスケース内陳列も当時常識でした。)
お客様に長居してもらうことで、いつもお客様がたくさんいる繫盛店に見せかけたそうです。
常に繫盛店にするには、どうしたらよいか?
突拍子もないことを考えます。
なんと、店頭に「猿」を飼って子供たちを店に集めはじめます。
動物園でしか見れない猿が薬局で見れるということで、話題になり遠くからも子供が集まりだしました。
子供にせがまれ、親が来店し親子で賑わいをみせ、売上業績も飛躍的に伸びていったということです。
常に創意工夫をし、固定観念にとらわれない発想や知恵が出せるようがんばらねばという話です。
創業者の創意工夫の精神は、時代を超えて受け継がれていくのです。