皮膚は表皮、真皮、皮下脂肪組織の3つから成り立っています。
そして、一番外側の表皮は、厚さ約0,2ミリで肌表面からホコリや菌など外敵刺激から守る機能や
からだの水分が外に蒸発するのを防ぎ、からだが乾燥しないようにする2つの働きがあると
前回触れましたが、では真皮はどんな働きがあるのでしょうか?
約2ミリの真皮は、表皮の下にあり、たんぱく質、糖質、無機塩類、水等からなるゼリー状の物質からできています。
コラーゲンやエラスチンなどにより、肌をささえ、その弾力を保つ働きがあります。
「血管」「リンパ管」や「皮脂腺」「汗腺」などの付属器があり、生理的な機能も営んでいます。
皮膚に酸素や栄養物を血管が運んでいます。
血管は、また体温調節にも機能を発揮します。
暑くなると拡張し、血液を多くながして対外に熱を逃がそうとし、逆に寒くなると収縮し表面の血管を少なくして熱が逃げるのを防ごうとします。
皮下脂肪組織の役割は、脂肪貯蔵場所であり、体熱の放散を防ぎ、人間にとって必要な体温を保持することにあります。
皮膚って偉大ですね^^